なんとなくお得そうだけど、仕組みが難しそうな「ふるさと納税」。
「ふるさと納税の仕組み」を調べてみても、「控除限度額」やら「確定申告」やら、ややこしそうな文言が出てきて、諦めてしまうということも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ふるさと納税初心者必見のふるさと納税の仕組みについて簡単解説しました。
これを読んで、皆さんも一緒に「ふるさと納税」を楽しみましょう!
目次
今さら聞けないふるさと納税とは?
どんな仕組み?
まず、「ふるさと納税とはどんなものなのか?」解説します。
ふるさと納税は、自分の故郷などの、応援したい自治体に寄附ができる制度です。
その寄附の代わりに、地域の名産品などの返礼品をもらうことができます。
手続きをすると、最終的な実質自己負担額は2,000円のみ!
寄附額から2,000円を引いた額は、所得税の還付、住民税の控除が受けられます。
ポイントは以下の3つです。
・好きな自治体を選んで応援できる
・返礼品がもらえる
・税金が控除される
ふるさと納税の仕組み①:好きな自治体を選んで応援できる
ふるさと納税の仕組みとして、好きな自治体を選んで、寄附を通して応援することができます。
例えば、 「今は別のところに住んでいるが、生まれた街、自治体を応援したい」「好きなスポーツチームがある街を応援したい」 そんな時に利用できます。
また控除額のなかであれば、寄附する自治体は複数選べるので、いくつもの自治体を応援することも可能です。
ふるさと納税の仕組み②:税金が控除される
また、1回の寄附につき、寄附した金額から2,000円を引いた額が所得税と住民税から控除(還付)を受けられます。
そのため、実質自己負担額2,000円で、返礼品をもらいながら、自分の好きな街・自治体を応援することができます。 注意点として、控除額には上限額があります。
上限額以上の寄附は、税金の控除がされなくなるので注意です。
控除上限額は年収や家族構成によって決まりますので、あらかじめ控除上限シミュレーションで計算しておきましょう。
ふるさと納税の仕組み③:返礼品がもらえる
ふるさと納税は、寄附する額によって、その土地の特産品や名産品、宿泊体験など様々な返礼品を、お礼品としてもらうことができます。
昨今の返礼品は種類も多く、特にスポーツふるさと納税「ふるスポ」では、それぞれの自治体で特化したスポーツに関連するものを返礼品として用意しています。
新潟県長岡市では、「新潟アルビレックスBB」の選手サイン入りグッズ。
群馬県前橋市では、「ザスパクサツ群馬」の選手と返礼品をシェアできる取り組み。
長野県東御市では、トライアスロンの合宿参加など。
寄附するだけでなく、スポーツ選手に直接差し入れを届けたり、トレーニングとして自治体に遊びに行けるのも嬉しいですよね。
ここからは、そんな仕組みのふるさと納税のやり方、全体の流れをみていきましょう。
ふるさと納税の始め方・やり方・流れ|4つのステップ
ここではふるさと納税のやり方を、スポーツふるさと納税『ふるスポ』の利用方法を元に解説します。
ふるさと納税を利用する流れはほとんどのサービスで共通です。
ふるさと納税の全体の流れは、以下の4つのステップです。
・寄附できる金額(控除額)を知る
・好みの自治体、スポーツ、返礼品を探して、寄附を申し込む
・ふるさと納税の返礼品を楽しむ ・手続きをして控除・還付を受ける
①寄附できる金額(控除額)を知ろう
まず、ふるさと納税は利用した分、税金が控除されるのですが、控除額には上限額があります。上限額を超えて寄附することも可能ですが、税金の控除はされないので注意が必要です。
ふるさと納税できる上限額は家族構成や収入によって異なります。
控除額シミュレーターを使って自分の寄附金額の上限を知りましょう!
②お好みの返礼品を探して、寄附を申し込もう!
次に好みの返礼品を探し、申し込みを行います。
「ふるスポ」では、スポーツに特化した返礼品やプロジェクトを用意しています。
すべての返礼品がその地域こその唯一無二のもので、その寄附金はスポーツチーム、施設の支援に使用されます。
また、申し込みはWebサイトで24時間いつでもどこでも可能で、最短5分でできるので超簡単!
応援したい自治体やスポーツ、参加してみたい取り組みを選択して、必要な情報を入力するだけです。
③寄附した地域のスポーツを応援しよう!
申し込みが完了したら、いよいよ返礼品を楽しみます。
ふるスポと前橋市、ザスパクサツ群馬の場合は、自分に届いた返礼品を楽しむだけでなく、選んだ返礼品が選手にも届いた様子を楽しんだり、東御市の場合はトライアスロン合宿に参加したりなど、さまざまな楽しみ方ができます。
自分だけでなく、応援する選手とふるさと納税を楽しんだり、同じスポーツを楽しむ仲間を見つけて、最高の思い出を作りましょう。
他では味わえないふるさと納税の魅力に存分に浸ってみてください!
④手続きをして控除・還付を受けよう!
返礼品や選手への応援を楽しんだら、しっかりと税金控除のための手続きを行いましょう。
控除される税金は、主に住民税と所得税です。
控除・還付の手続きは『確定申告』『ワンストップ特例申請』で行うことができます。
よく年末調整と誤解されることがありますが、『確定申告』『ワンストップ特例申請』で手続きを行うので、間違えないようにしましょう。
ふるさと納税を失敗しないために!知っておきたいポイント3つ
以上の流れでふるさと納税は利用できます。
ただし、いくつか注意点があります。 このポイントを知らずに利用すると、
「控除ができなかった」「うまく確定申告できなかった」 などのトラブルになってしまう可能性があります。
ここでしっかり抑えておきましょう。
確定申告が必要|超簡単手続きのワンストップ特例制度あり!
まず、税金を控除するためには確定申告などの手続きが必要です。
ふるさと納税を失敗してしまう最も多くのパターンが、手続きを行い損なうパターンです。
申し込みを行い、返礼品を受け取ったり体験に参加するだけで満足してしまい、手続きを忘れてしまう方が多いです。
控除の申請を行わなかった場合、寄附の全額が自己負担となるので注意が必要です。
手続きとしては、以下の二つの方法があります。
確定申告
ワンストップ特例制度
特にふるさと納税関係なく、もともと確定申告や住民税申告をする必要のない方で、年間で寄附した先が5自治体以内の場合は、簡単手続きのワンストップ特例制度を利用することができます。
控除額上限を超えると、自己負担額が増える
次に、控除額には上限があり、それを超えた寄附は自己負担になってしまう点です。
もちろん、自主的に控除額を超えた寄附は問題ないのですが、意図せず上限額を超えてしまうと大変です。
そのため、ふるさと納税を利用する前に、控除額シミュレーターで上限額を把握するのが、重要です。
ふるさと納税の控除上限額は、「年収」と「家族構成」「扶養家族の人数」などの条件により決まります。
ただし控除額シミュレーターででる上限額は、あくまで目安です。
目安額ギリギリにした場合、上限額を超えてしまうこともあるので、余裕を持った利用がおすすめです。
ふるさと納税の期限を知ろう
さらに、ふるさと納税の期限に注意しましょう。
基本的に、ふるさと納税は12月末日までの利用額を、翌年に、ワンストップ特例制度や、確定申告で控除手続きを行います。
そのため、年末に利用する方が非常に多いです。
ワンストップ特例制度の場合、申請書の提出期限が寄附した翌年の1月10日までに自治体に書類を必着で提出する必要があり、確定申告の場合は、3月15日までに税務署に必要書類を提出する必要があります。
確定申告で控除手続きを行うので、期限を勘違いされている場合がありますが、寄附の期限は12月末までなので、注意しましょう。
ここまで紹介した3つのポイントに注意しながら、失敗せずにふるさと納税を楽しみましょう。
スポーツふるさと納税「ふるスポ!」
スポーツふるさと納税「ふるスポ」では、ふるさと納税でスポーツ大会に参加したり、プロスポーツチームを応援したり、地域のスポーツに関するプロジェクトを応援したりすることができます。
その使い道は、地域の課題解決や推進事業に活用され、スポーツを通した地域創生を可能にすることができます。
例えば、ふるさと納税の返礼品としてマラソン大会に出場し、そのふるさと納税が大会に活用されたり、スポーツを通した地域の推進することに活用されます。
スポーツ大会に出場しながら、地域に貢献することができるのが「スポーツふるさと納税」です。
ぜひ、こちらから気になるプロジェクトや返礼品を探してみてください!