2021年11月17日(水) インタビュー

前橋市のふるさと納税を活用したザスパクサツ支援についてー前橋市とザスパクサツ群馬の生み出す相乗効果 ―


前橋市のふるさと納税を活用したザスパクサツ支援についてー前橋市とザスパクサツ群馬の生み出す相乗効果 ―

前橋市はふるさと納税の使い道として「『ザスパクサツ群馬』支援・連携プロジェクト」という項目があり、皆様からのふるさと納税は、様々な形でザスパの支援につながっています。

そこで、今回はザスパクサツ群馬の川岸さんと、前橋市スポーツ課安藤さん、前橋市のふるさと納税を担当する政策推進課柴山さんに、具体的にどんな事業が行われているのか、その目的などをお伺いしました。

インタビュー時の写真(左上)ザスパクサツ群馬川岸さん、(中央下)前橋市スポーツ課安藤さん・政策推進課柴山さん、(右上)ふるスポ!赤嶺


昨年度のザスパクサツ群馬・連携事業に関する理解を一緒に深めていただき、是非ふるさと納税で応援をしていただけたら嬉しいです。

応援する選手とふるさと納税をシェアする#シェアさと納税

「ザスパクサツ群馬」支援・連携プロジェクト


――こんにちは、今日はよろしくお願いします。早速ですが、ふるさと納税の「ザスパクサツ群馬支援・連携事業」では、どういった取り組みをされたかをお教えください!

前橋市スポーツ課安藤さん(以下、スポーツ課安藤):前橋市としては、ふるスポ!をはじめ、前橋市ふるさと納税で「ザスパクサツ群馬支援・連携プロジェクト」を選んでいただいた寄附金は、「前橋市プロスポーツクラブ等活動支援交付金」という形で、ザスパクサツ群馬さんに交付しています。

前橋市からザスパクサツ群馬へのふるさと納税を活用した事業は

  • 地域貢献事業に活用
  • ザスパの集客力向上事業に活用
  • クラブの魅力・競技力向上事業に活用

大きくこれら3つに分けて事業を行っています。


ザスパクサツ群馬川岸さん(以下、ザスパ川岸):詳細は私の方からご説明させていただきますね。

1、地域貢献事業へ活用

1つ目の地域貢献事業ですが、まず、皆さん分かりやすい事業として、冠マッチとしてマエバシプライドマッチの協賛費用として活用しています。

昨年のマエバシプライドマッチの写真


また昨年は、マエバシプライドマッチ当日にエコバックを制作し、来場者の方にプレゼントを行いました。

エコバックプレゼントの様子


その他にも、子供たちの郷土愛醸成事業として、前橋市の小学生にクリアファイルを配布したり、前橋市の観光や移住に関する情報のPRを近隣のアウェイ戦で行い、Jリーグクラブだからできる広報活動を行いました。

アウェイ戦でのサンプリングの様子
クリアファイルイメージ
小学生のお子さんを持つ親御さんからのツイート

2、集客力向上事業に活用

2つ目の集客力向上事業に関して、スタジアムでの魅力を高めて発信することで、来場につなげたりザスパのことをもっと好きになってもらったりすることを目的に実施しています。


例えば、場外ブースイベントの活性化として、前橋市でお店をされている飲食店にキッチンカーで特別出店をしてもらいました。出店費用を支援金で賄い、ホームはもちろんアウェイからスタジアムに来られる方に「前橋市にはこんなものがあるんだよっ!」というのをPRする目的で、場外ブースへの出店をお声がけしています。

昨年は、ザスパクサツ群馬のアシストパートナーでもある「13 COFFEE ROASTERS」さんを誘致しました。もともとザスパがすごく好きで応援してくださっていて、かつ前橋市に根付いてお店をどんどん盛り上げて行きたい思いが強いというのを、私が話を聞いていたので、「13 COFFEE ROASTERS」さんにお声がけしました。

正田醤油スタジアム場外出店時の様子

また、群馬の名産品である「焼きまんじゅう」の田中屋さんにも販売をしていただきました。

―――出店店舗の反響はいかがでしたか?

ザスパ川岸:「13 COFFEE ROASTERS」さんはいくつかイベント出店もよくあるそうですが、当日は過去最高売上を更新したそうです!

実は、私が選手時代に何度か行ったことがあるお店で、選手も告知に協力するなど一緒に盛り上げてくれましたし、店長さんも「ザスパと一緒にできて嬉しい」ということで好評でした!

焼きまんじゅうの田中屋さんも販売して30分で200個完売ということだったので、かなり盛り上がりました!


スポーツ課安藤:前橋市としても、市内事業者支援につながるとってもありがたい事業です!


ザスパ川岸:その他に、ノベルティでプレゼントする消毒液ケースを制作してプレゼントしたり、地域とチームを応援してもらえるPR動画を制作したりしました。


今年の動画も公開しましたが、街中の方々や地元の中華料そば「ほんこん」さん、先ほどお話しした「13 COFFEE ROASTERS」さんからは、「前橋のためになって告知に協力できることはとても嬉しい」という言葉をもらいました。試合会場でも来場者の方から「ザスパ史上最高にいい動画」と言っていただけるほどいい動画に仕上がりました。

3、クラブ魅力・競技力向上に活用

3つ目の、クラブの魅力・競技力向上に活用という項目は、選手や現場に関係する事業になっています。正田醤油スタジアム群馬やクラブハウスの使用料の一部に充てたり、昨年はトレーナー補助として専属のトレーナーの方を呼ぶときに活用させていただきました。

―――場外出店の反響など知らない部分もありとても驚きました。

この取り組みは、前橋市としてはどんなメリットがありますか?

スポーツ課安藤:市民のみなさまが高いレベルのスポーツを身近に感じるとともに、地元やクラブに愛着を持ってもらえるような企画を実施していただいているとともに、前橋で商業を営んでいる方にも配慮していただきとてもありがたいです!


ザスパの愛=前橋の愛というのを表現して多くの方々に喜んでいただくことを続けて行けたらと思います!

ザスパ川岸:選手を応援することでふるさと納税したら、それだけではなく前橋市への地域貢献やクラブ魅力向上としてザスパのPRや地域支援につながるということになるように前橋市さんと相談しながら事業を行っています。

前橋市政策推進課柴山さん:ふるさと納税では、財源確保だけではなく、取組みや地場産品を全国に発信し、市を知ってもらうためのシティプロモーションや、自分の生まれ育ったまちに誇りを持つ「シビックプライド」醸成にも注力しています。

地元スポーツクラブの活躍は、ファンや子どもたちに夢と感動を与えてくれます。クラブ魅力が上がるのも、前橋市のために使ってもらうのもどちらも「シビックプライド」を醸成するためにはとてもいいと思います!

―――今年度も活動は継続されていますか?

ザスパ川岸:今年度は、さらにパワーアップして、近隣の水戸と栃木の試合でサンプリングをさせていただき、ザスパと対戦相手のエンブレムや「北関東ダービー」というタイトルを入れたオリジナルパッケージの「三俣せんべい」をプレゼントして、前橋市を知ってもらう機会としました。


アウェイ戦に行ったザスパサポーターからは、「アウェイじゃなくてホーム戦で配って欲しい」という要望も受けるぐらい好評でした。笑

冠マッチでは、前橋祭りで使われる「鳴子」を配って前橋らしい応援の形ができないか考えて行います。また、前橋市の遊園地「るなぱあく」で撮影した清水選手のポスターも配る予定です。

前橋市の返礼品をもらいながら、選手の応援につながったり、前橋市のPRにつながったり、ザスパのためになるというところで、皆さんがメリットを感じてもらえたらと思います!

今年は、さらにパワーUPしたMAEBASHI PRIDEマッチをお楽しみに!

ふるスポって何者?


ふるスポは、スポーツに特化したふるさと納税ポータルサイトを運営しております。
現在は、群馬県前橋市と連携してザスパクサツ群馬などのプロスポーツチームを応援する取り組みや、長野県東御市の高地トレーニング施設の整備、新潟県長岡市アルビレックスBB(B1リーグ所属)を応援する取り組みなどを、ふるさと納税を通して行なっております。

どうせ税金を払うなら好きなスポーツを応援することに使いたい」とお考えの方!
ぜひこちらからプロジェクトや返礼品をチェックしてみてください!


また、ふるスポが行う「#シェアさと納税」という取り組みでは、ザスパクサツ群馬の選手たちと返礼品をシェアすることができます。


ご自身も返礼品を受け取りながら、選手にも同じ返礼品を送ることができるのです!


激しい試合を戦い抜く選手たちに #シェアさと納税 を使って直接応援を届けましょう!!

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