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こちらは、5月1日に行われたJ2リーグ第11節ザスパクサツ群馬vsモンテディオ山形の試合観戦、そして、その試合前日の設営撤収応援隊に参加するために、初めて正田醤油スタジアムにお邪魔した際の観戦記です。
こんにちは。
ふるスポの平井です。
現在、ふるスポの運営をお手伝いさせていただいております大学4年生です。
初っ端から私事で申し訳ございませんが、私は普段からサッカーファンを名乗っています。
が、お恥ずかしながら、これまでJ2の試合を観に行ったことがありませんでした。
そもそもサッカー経験もなく、未だに戦術やらはよく理解できていません。
それでも、現地観戦はサポーターの熱量やら、リアルが伝わって楽しいものです。
今回は、普段仕事のお付き合いもあり応援しているJ2チームが、どのように試合運営をされているのか知りたい、またスタジアムの雰囲気を肌で感じてみたいと思い、群馬県に向かいました。
目次
前橋駅に初上陸。
初めて訪れた群馬県。初めて訪れた前橋市。
名前は聞いたことあるけど、正直何があるのか、何が有名なのかも全く知らないままで到着してしまいました。
ただ、一つだけこのときから楽しみにしていたのは、秘密のケンミンショーで見たことのある「登利平」の鳥めしでした。
Jリーグの試合をほぼほぼ現地で見たことのなかった私は、現地でプロスポーツが見れることにワクワクしながら、前橋駅に降り立ちました。
(さて…どうやっていきますか…)
前橋駅から、ザスパのホームである「正田醤油スタジアム」までは、なかなか遠いのです。
そして、知らない地域のバスはほんとに難しい。
これまでの人生でスムーズにバスに乗れたことは一度もありません。
しかし、今回はすぐにお土産屋さんの横に、スタジアム行きシャトルバスの案内看板が出ているのを発見しました。
そうです。
ゲームデーは市内を走るバスではなく、駅とスタジアムを行き来するバスが準備されているのです。
調べればすぐに出てくる情報です。事前準備が足りなすぎ。
今回は、シャトルバスのおかげで簡単にスタジアムまで行くことができました。
これから、正スタに行かれる方にご案内しますと、シャトルバスは駅南側の東横インの前に停まってあります。
料金は大人が片道250円、往復500円です。
試合開始の3時間前から30分間隔で乗車できます。
写真左下に写っている”シミズ”というロゴのついた青い服を着たの方から切符を買って乗ります。
(そっか…シャトルバスって観光バスを使うのか…)
バスの中には、ザスパのユニフォームやタオルなどグッズを持った方でいっぱい。
外観はオレンジのバスなのに、中は青と黄色で埋め尽くされていました。この日の対戦相手の山形のユニも青色なのでなおさら。
赤い服を着ていた私は少し緊張しながら、最後列に座りました。
(なぜこんな日に限って赤色の服を着てしまったのか…)
前橋市を歩いてみると、完全に車社会だなと感じたので、シャトルバスを利用される方はアウェーチームのサポーターも多いのかなと思います。なので、その日の相手によっては、バスの中の景色も大きく変わり、緊張感の漂う雰囲気が流れそうな予感もしました。
到着したのはスタバ前。
前橋駅を出発してから15分か、20分ほど。
到着したのはとても綺麗なスタバの前でした。
最近は、こういった大きな運動施設の前に綺麗なスタバがあることが多いように感じます。
スタバの狙いですかね。
到着した時には、すでにユニフォームを着用した多くのサポーターで溢れていました。
正直な感想は、「こんなにサポーターが集まるのか…」でした。
コロナ禍もあり、おそらく普段よりは少ないであろうサポーターの数が、私にとっては 「想像より遥かに多い」と感じました。
(これは大変失礼いたしました)
早速チケットを買います。
買ってなかったのかよ…と思われたかもしれませんが、そうです。
買ってなかったのです。
すぐにスタジアム本部近くにあるチケット売り場で、
“メインスタンド 自由席“のチケットを買いました。
本来はJリーグチケットで買った方が早いですが。
チケットを買ってからの楽しみはスタグル。
スタグルの優先度は私の中ではなかなか高めです。
お祭りみたいで楽しい。
スタグル文化には、もっと早く出会いたかった。
そして、まず私が気になっていたものを探しました。
これ。
『マッスル☆チキンバーガー』です。
シンバルさんを知っている訳でもありませんでしたが、このビジュアルで、バスに乗っているときから「君に決めた」と考えていました。
“なくなり次第終了”と書いてあるものの、まぁ世の中のものはもれなくそうでしょうよなんて思いつつ、お店に向かうと…
「売り切れ。」
直前でひねくれていたせいか、結局お目にかかることはできませんでした。悔しい。
Jリーグチケットからオンラインでチケットを購入してれば、おそらくこのバーガーも食べれてましたが、たらればを言っても仕方ないので、ここは、時間をかけてゆっくりスタグルを選べる良い機会だと言い聞かせて諦めました。
これで余分な脂質もカットです。
1000円で何が食べれるの!?
スタグルも正直、想像よりかなり多くの種類、多くの人で賑わいを見せていたので、何かしら企画を作ってやろうと考えました。
食べ過ぎないようにと自戒の念も込めて。
そして、始めた
「1,000円以内で何が食べられるのか企画〜!!!」
ボリュームのある物1つに絞るのか、軽くつまんで食べれるものを複数買うのか。
スタグルを1,000円で抑えるのは難しい。匂いがスゴイので。
ちなみに当日、販売されていたスタグルは以下の通り。
優柔不断で名の通った私が悩みに悩んで30分。
ずっと行ったり来たりを繰り返してるから、少し呆れられ、「どうぞ〜」と声をかけられることも減ってきたような。
ここでは、「登利平」の鳥めしも販売されていたのですが、どうしても帰りの新幹線で食べたいという思いから、今回は最初から除外していました。
そして、結果選ばれたのは、
『牛串』 500円
『ワッフルクレープ』 500円
これで、きっちり1,000円分です。
普通すぎたかな?
確かに屋台で牛串はよく見ますが、私にとってスタグルはあまり経験のないものだったので、サッカーを観ながら食べる牛串は初めてで最高の味でした。
そして、さらに見ていただきたいのがこちら。
クレープじゃなくて、ワッフルクレープです。
普通のプラスチックのパックに入れてもらうこともできるのですが、環境に配慮するため、この形にしていただきました。
嘘です。”映え”を意識して、これにしました。
食べやすさでいくと、確実にパックですし、実際食べ始めるとパックにしておけばよかったな…なんて思ったり、思わなかったり。
でも、間違いなく味は美味しかったです!これはおすすめ!!!
いざスタジアムへ。
試合開始1時間前。
ようやくスタジアムに入りました。
この日は、今シーズンに加入した選手のキャッチコピーが紹介される日だったため、試合前から迫力ある映像とスタジアムMCの声量に圧倒されていました。
それと同時に、同じようにサポーターが声を出せないのは何とも寂しい気持ちにもなりました。
席はここ。
私は、全体を見渡せる場所を好む生物なので、メインスタンドの中段は満足できるシートでした。
前の方の席に行くと、選手たちのベンチともそれなりに近く、ベンチメンバーのウォーミングアップなどが見れるので、それはそれで良さそうですよね。
「勝利の草津節」を見ると、ゴール裏もいいなと思います。
コロナが収束したらぜひ参加してみたいです。
勝利に向けて。キックオフ。
前半はボールを持って、それなりに攻めれてるというか、優位に試合を運んでいた印象。
しかし、試合開始20分を過ぎたあたりから、劣勢な状況が続き、遂には36分にショートコーナーで左からのクロスを前田選手に頭で合わせられ失点…
1st Halfの後半はボールは保持しているものの、フィニッシュまで行けず、なかなか歯痒い展開が続きました。
ハーフタイムとはスタグルタイム
ハーフタイムになると、何とも手持ち無沙汰な気がしてしまったので、我慢ができず再度スタグルへ。
何が1000円企画だよ…と。
全く自制の効かなかった私は、群馬の名物「焼きまんじゅう」を購入してしまいました。
味はしっかりしてるけど、軽いからいくらでも食べれちゃう!という感想。美味しかったです!!
(これ以外にも、唐揚げとかいう余分な脂質も買っちゃったのですが、写真を撮り忘れておりました…なんとも…無能な…)
後半!なんとか逆転を!!
そして、0-1で折り返して、2nd Halfに期待したいところでしたが、後半始まってすぐにカウンターから林選手がDFに競り勝ってシュートまで持ち込み失点…
0-2になった時点で、少しスタジアムのムードは下がってしまった気がしました。やはり、得点力不足のザスパにとって2点のビハインドはなかなかしんどいですよね…
それでも、諦めずに必死に喰らいつこうとする選手たち。
特にGK清水選手の活躍は素晴らしかったです。
そして、後半38分に待望の瞬間が…
そう。大前選手のコーナーキックから田中選手が頭で合わせて得点!!!!!!!!!!!!
後半はいくつかチャンスがあったものの得点までは至らないケースが多かった中、やっとの思い出こじ開けたゴールでしたが、その後追いつくことはできず、1-2でモンテディオ山形に敗戦を喫しました…
温かい。試合後。
試合後には、選手の皆さんがスタンドまで挨拶をしにきてくださるので、それを眺めて試合観戦はとりあえず終了。
悔しそうな顔を浮かべながら頭を下げられていましたが、選手たちは最善を尽くして精一杯戦ったはず。
サポーターの皆さんも温かく拍手で迎えられていて、やはりスポーツ観戦の楽しみは勝敗だけではないんだなと再認識しました。
こちらはこの試合でゴールを決めた田中選手。
(惚れました。)
この写真をみて、何かポーズをしていたのかなと思っていましたが、よく見ると手を振っていたのが、ちょうどこのタイミングでシャッターを切られたせいで、指で△を作っているように見えてただけでした。なんでもございません。
この後、田中選手は2試合連続でゴールを決め、3戦連発を決めました。素敵。
帰路につく。
スタジアムを後にして、次はシャトルバスの行列を待ちます。
最後まで余韻に浸ろうとしていた私たちは、少しスタジアムを出るのが遅かったので、シャトルバスを30分ほど待つことに…
ここが初心者っぽい。
現在は、コロナ対策でバスの乗車人数も制限されているようでした。
そして、17時ごろに前橋駅に到着。
その後すぐに新幹線の駅がある高崎駅に向けて出発。
約15分で到着しました。
そして、そして、ここからはまだ個人的な楽しみが続きます。
そうです。
最初に申し上げた通り、私が前橋に来る前からずっと楽しみにしていた
“登利平“の「鳥めし」
高崎駅の新幹線のホームで売っているとは事前に把握していたのですが、なんと、これがラスト1個でした。
危ねぇ〜〜〜〜〜。
これまでも食べるチャンスがあったのに、渋って渋って、もしここで食べられなかったらどれだけ後悔していたことか…
そして、お味ですが、これはもう最高。
うまく言葉で表すことができないのが残念です。
私の語彙力をフルで使って詳しく説明すると、
“最高“です。
この「鳥めし」のために群馬に行くこともおすすめします。
それぐらい本当に美味しい。死ぬまでにあと3回は食べたいです。
最後に。
今回のザスパ現地観戦では、試合の勝敗に関わらず、ザスパサポーターの方々のスポーツ観戦を楽しむ姿や、サポーターの満足してもらえるようスタジアムの内外で工夫したエンタメを提供するザスパの方々の努力を見ることができました。
スポーツの力で多くの方々を笑顔にするような力になりたい、スポーツと地域を共に支えることを実現させたい、そんな気持ちがより強くなりました。
いつもお世話になっているザスパクサツ群馬のスタッフの皆様、そして、ザスパサポーターの皆様、現地観戦を素晴らしい体験にしていただき、ありがとうございました。
まだまだ、伸び代しかない、ザスパを、そして群馬を、共に盛り上げていきましょう!
ちなみに…
ふるスポでは、前橋市へのふるさと納税で、ザスパクサツ群馬を応援することができます!
実質2,000円の負担で返礼品を受け取りながら、ザスパの支援ができるのです!!!!!
ふるさと納税の寄付金は、チームの強化に向けた支援や連帯事業といった用途に使用されます。
また、選手と返礼品をシェアすることで、直接応援を届けることができる #シェアさと納税 も行っております!
このように選手にも返礼品を届け、選手の笑顔を見ることができます!
詳細はこちらからご覧ください!
そして、ザスパクサツ群馬のホームゲームを観戦するための、スタジアムへのアクセスなどを詳しくまとめた記事も公開しています!
こちらもぜひご覧ください!
実は…
今回は、平井と代表の赤嶺で前日の設営撤収応援隊に参加させていただきました。
これまで経験したことのない、試合開催に至るまでの準備、選手やサポーター、スポンサーの方々のための環境づくりのリアルを知ることができ、非常に貴重な経験になりました。
(この日はもちろんシャトルバスがなかったので迷いました…)
想像していたより多くの看板やのぼりをセッティングし、時間がかかる作業でしたが、ホームゲーム開催毎にやられていることを考えると尊敬しかありません。
スタッフの方々の雰囲気もとてもよく、部活のような雰囲気で和気藹々と過ごすことができました。
また、ベテランの設営撤収応援隊の方々の動きや的確な指示のおかげで作業もスムーズに進めることができました。
また観戦に行く際は、設営撤収応援隊にも参加しますので、よろしくお願いいたします!