2021年02月11日(木) インタビュー

陸上競技でまちに新しい風を!「2021 Japan Athlete Games in Osaki」ができるまで


陸上競技でまちに新しい風を!「2021 Japan Athlete Games in Osaki」ができるまで

鹿児島県大崎町。鹿児島空港から車で約1時間。そこには、陸上の聖地を目指すまちがありました。

ふるスポ!は、2/28(日)に無観客で開催される2021 Japan Athlete Games in Osakiに出場する選手をふるさと納税の返礼品をシェアすることで応援を届ける取り組みを始めました。

今回は大会実行委員会の隈本さんにお話を伺いました!

陸上の聖地化プロジェクト


ーーーまず、最初に大崎町と陸上の関係について教えてください


隈本:平成25年、鹿児島県が大崎町内にある県立有明高校跡に陸上に特化したトレーニング施設の整備に向けた検討を始めました。

県立有明高校(wikipediaより)

大崎町はその場所に素晴らしい陸上運動施設ができるということで、陸上競技の聖地を目指し2016年から「陸上競技の聖地創りプロジェクト」をスタートさせました。


まず、県立有明高校跡地に整備される予定のトレーニング施設を中心に、短距離・長距離など様々な種目の選手に訪れていただくために、「スポーツ振興ゾーン」として、クロスカントリーコースやランニングコースの整備を始め、2019年4月に県立有明高校跡地に陸上競技の聖地の拠点となる「アスリートトレーニングセンター大隅」が完成しました。

公認記録も取れる全長150mの直送路がある室内競技場が目玉
日本初の陸上競技に特化したトレーニング施設



大崎町が「陸上競技の聖地創りプロジェクト」を目指す中で、多くの陸上愛好家の皆さんの後押しもありました。

私たちが開いたイベントなどをきっかけに、「私たちも何かしたい!何かできることはないか」という熱い想いで、大崎町だけではない幅広い地域の陸上愛好家の皆さんで自発的に「大隈アスリートサポートチーム」が結成されたんです。

こういった施設や環境が整ってきたのがきっかけになり、実業団や日本代表選手など国内トップクラスの陸上選手たちが合宿で訪れてくれるようになり、何度も訪れていただく中で地元の小学生・中学生との陸上教室などの開催も選手たちから積極的に行っていただき、地域との繋がりができました。

陸上教室の様子

またこの施設の完成やプロジェクトの実行がきっかけで、ホストタウンにも登録し、トリニダード・トバコや台湾の陸上チームとの交流も生まれ、陸上を通した地域の活性化を進めています。

大崎町はこれまで、プロ野球選手が6人輩出されたり、剣道が盛んな町でしたが、「陸上競技」というこれまでなかった新しい風が町を明るくしてくれているのを感じています

まちを明るくしてくれた「陸上」への恩返し


ーーーその中でコロナウイルスの感染拡大がありましたね・・・


隈本:日本全国だと思いますが、町内も落ち込んだ雰囲気になってしまっていました。

我々としては、陸上合宿の認知度が上がってきて、まちの雰囲気や陸上の雰囲気が上がってきている中で、次のステップに進む時期ではないかと考えていました。


プロジェクトを進めるタイミングと、コロナでまちが落ち込んでいる時に、「陸上競技」を通して何かまちが明るくなることができないか考えました。

また、かごしま国体が延期になり、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会も延期になり、陸上競技で明るくなってきている町が、活躍の場を失っている陸上選手に何か恩返しをしたいという想いがあり、「日頃の努力の成果を発表できる場を作ろう」ということで、コロナの中でも開催できる大会を目指すことになりました。


ーーー様々なタイミングが合致したのですね!2月28日に初開催される「2021 Japan Athlete Games in Osaki」大会について詳しく教えてください


隈本:今回の大会は、9種目設けています。

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一般男子 100m,110mH,走幅跳,棒高跳

一般女子 100m,100mH,走幅跳

パラ部門 100m,走幅跳

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トップアスリートに焦点を当てながら、高校生にはトップアスリートと走ってもらう機会を提供し、県内・県外多くの人たちに見てもらいたいというところから、オンライン配信をすることを決めました。


この大会には、3つの目的があります。

①陸上競技を通して町に活気を与える

②延期になった鹿児島国体の出場予定だった選手たちに成果を発表する場を提供する

そして、3つ目は、

③トップアスリートと地域の選手が陸上を通して交流を生み出すこと

です。


9種目の他に鹿児島県のジュニアアスリートのオープン大会を用意していますが、鹿児島県内の高校生出場者の中で,タイムや成績が優秀な選手はJAG種目(上記9種目)に出場し、必ず誰かが決勝に上がれる「ドリームレーン」を用意しました。


100m男子の高校生は、今回エントリーしてくれている、山縣選手や藤光選手など日本トップレベルの選手と走れる可能性があるということになります。この機会を通して、トップアスリートを肌で感じてもらい、心に残る貴重な経験にしていただきたいと思います。

こういった経験を通して、鹿児島県の陸上競技の技術向上やこれまで陸上が浸透していなかった大崎町からオリンピック選手が生まれるというのが最大の目標でもあります

大会実行委員会の隈本さん

#シェアさと納税 で応援を届ける!


ーーー#シェアさと納税でどんなことをできるといいですか?


隈本:今回大会は無観客で開催します。

本来であれば、大会の周りに地元の特産品の販売や露天販売、お客さんを入れてやりたい。

また、選手と話をする中で、会場で応援と一体になった時にいつも以上の力を発揮できるということも聞いていました。

そんな中で、選手に応援の声を届ける形がないのかと考えていました。

この、「#シェアさと納税」は、地元の生産者の想いを選手に届け、応援をしたい全国の方が選手に想いを届ける。さらに寄附者の方にも地元の特産品を楽しんでいただく。


まさに考えていたことにぴったりな取り組みだと思いましたね。

思いを届けたいという企画をすることで、陸上の聖地創りを目指す私たちにとって、今後につながる活動と感じています。


最後に

陸上競技の聖地創りでまちが元気になってきたのをまちの人たちが感じ、トップアスリートが地域の方々との交流を自ら進んで行っているとお伺いしました。

そしてコロナ禍の今、陸上競技への恩返しをしたいという想いで、この大会は開催されます。そこに共感した、多くのトップアスリートの出場も決まりました。

施設・そして大会をきっかけにまちに笑顔が溢れる。そのスタートラインに一緒に立てたことを光栄に思います。


応援する選手とふるさと納税の返礼品をシェアする #シェアさと納税 を通して、応援の気持ちを届けてください!


(お知らせ)


この大会に共感し、大会アンバサダーになっていただいている3選手(十種競技の右代 啓祐 選手中村 明彦 選手、パラアスリートの山本 篤 選手)に協力していただき、サイン入り大会オリジナルTシャツをプレゼントします。

是非多くのみなさまからの応募をお待ちしております。


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