2020/12/2ザスパクサツ群馬 vs 松本山雅FC（＠正田醤油スタジアム群馬）の試合、前橋市が冠スポンサーとして、「MAEBASHI PRIDE マッチ」を行いました。

ふるスポ！は、前橋市・ザスパクサツ群馬と連携し、ふるさと納税の返礼品を応援するチームとシェアして応援する「#シェアさと納税」と、ザスパクサツ群馬の応援グッズの返礼品提供の取り組みで連携してます。

MAEBASHI PRIDE マッチとは

前橋市は、「MAEBASHI PRIDEプロスポーツを応援できる幸せ」として、市内にホームタウンを持つザスパクサツ群馬、群馬クレインサンダーズ、群馬ダイヤモンドペガサス、群馬グリフィン・レーシングチームのプロスポーツ支援事業を行っています。

その一環として、ふるさと納税の使い道で、各プロスポーツチームの支援・連携を掲げており、その寄附金を活用して前橋市の冠試合として「MAEBASHI PRIDEマッチ」を開催しています。

前橋市のホームページには以下のように記載されています。

冠試合を行うことで、

• クラブの支援につながる寄附者（ファン）の思いの実現
• 市のプロモーション
• ファンへプロスポーツを楽しんでもらう機会の提供

これらを行い、クラブ・地域・ファン、三方よしを実現することを目指しています。

過去には、前橋市内小学生全員にキッズパスを配布し、ホームゲーム全試合への招待やエスコートキッズなどを行いました。

今シーズンは、コロナウイルス感染症の影響でMAEBASHI PRIDE マッチへ招待は行えませんでしたが、前橋市民にザスパクサツ群馬とコラボしたエコバックの配布などを実施しました。

ザスパクサツ群馬が考える地域連携

ザスパクサツ群馬は、2002年に草津温泉に生まれたクラブチームです。選手は草津温泉で働きながらJリーグを目指してきました。想いは今も変わらず、地域に支えられ地域の人達とともに歩み、そして、地域を支えるクラブでありたいと考え活動を行っています。

ザスパクサツ群馬は、地域連携活動を行うことで子供の頃からクラブを身近に感じてもらい、前橋市にはクラブの熱量を活用していただき、前橋に生まれ育ったことにプライドを感じてもらう機会にしていただきたい思いでMAEBASHI PRIDE事業に連携しています。

プロスポーツを応援できる幸せ

前橋市は、「地域にチームがあってよかった」を感じてもらえる取り組みを行っています。

ふるさと納税の使い道として「ザスパクサツ群馬との連携・支援」を設けることで、クラブの支援につながると共に、前橋市民に市民としてのプライドを上げてもらおうという取り組み（簡単に表現すると、「あー、前橋市民で良かったー！」と思ってもらうこと）です。

全国的にも珍しい取り組み

プロスポーツ連携を掲げ、プロスポーツチームの支援をふるさと納税の使い道として設定している自治体はいくつかあります。

・長崎県諫早市

Jリーグ「Vファーレン長崎」への応援

・佐賀県鳥栖市

スタジアムの環境整備（サガン鳥栖支援）に関する事業

・佐賀県

プロスポーツを応援しよう！

・奈良県奈良市

奈良クラブへの支援

バンビシャス奈良への支援

その中でも、「MAEBASHI PRIDE マッチ」の冠試合としてクラブ支援を行うことで、寄附者は自身の寄附がどんな風に活用されたかわかりやすく、まちはクラブ連携をPRできている好事例では無いかと考えます。

MAEBASHI PRIDE マッチの実績

これまでに、ザスパクサツ群馬以外にも、「群馬クレインサンダーズ」「群馬ダイヤモンドペガサス」の計３チームで実施しました。地元スポーツクラブの活躍は、スポーツ振興・地域の活性化に繋がるほか、ファンや子どもたちに夢と感動を与えてくれます。

さて、MAEBASHI PRIDE マッチの試合結果は

後半４４分に岩上祐三選手の鮮やかな今シーズン初ゴールで「MAEBASHI PRIDE マッチ」を勝利に導いてくれました！！！

また、この試合無失点に抑えたゴールキーパーの松原 修平選手はDAZN週間ベストプレーヤーにも選ばれ、ザスパクサツ群馬の選手がMAEBASHI PRIDEを魅せてくれる大活躍でした。

最後に

ザスパクサツ群馬のMAEBASHI PRIDE マッチでは、前橋市・ザスパクサツ群馬・ふるスポ！の取り組みである、ふるさと納税の返礼品をチームとシェアする「 #シェアさと納税」のご紹介もさせていただきました。

#シェアさと納税は、選手とつながりを持てる新しい形だと感じました。ふるスポ！は、このファン・サポーターの想いを伝えることに少しでも力になれればと思います。

（おわり）