2020年05月23日(土) コラム

新型コロナウイルス被害事業者支援プロジェクト「#長岡おうち時間 with 新潟アルビレックスBB」ができるまで


新型コロナウイルス被害事業者支援プロジェクト「#長岡おうち時間 with 新潟アルビレックスBB」ができるまで

こんにちは。ふるスポ!代表の赤嶺です。

このたび新潟アルビレックスBB・長岡市と連携し、スポーツの力で地域の事業者を支援しようということで、ふるさと納税で応援できる #長岡おうち時間 をスタートさせました。

公開から2日現時点では1名の方から支援いただいてます。
まだまだですが、頑張ります。

そもそもなぜ #長岡おうち時間 を始めたのかについて、ご紹介できればと思います。

いま、私たちにできることは何か

新型コロナウイルスの影響で、日常生活からスポーツがなくなりました。

私はスポーツが好きです。みんなで観戦した時の熱狂、何かを成し遂げた時の感動、一つの目標にみんなで向かっていく一体感。これは他では体験できないと思っています。

試合の熱狂はもちろんですが、選手個人が様々な発信をしている今だからこそ、スポーツには試合以外にもたくさんの魅力があることを伝えられるのではないか。

今こそスポーツの力で、地域を、日本を、元気にしたい。

「ふるスポ!には何ができるのか?」


ずっとそれを考えていました。

新型コロナウイルスに対するプロスポーツチームの取り組み

鹿島アントラーズが、ホームタウンの食を紹介する「鹿行の『食』を届けるプロジェクト」。

栃木SCと宇都宮のテイクアウトのコラボで、オリジナルメニュー開発によるフードロス問題解消を目的とした地元飲食店の支援。

プロ自転車チーム那須ブラーゼンが、那須の温泉旅館とコラボした源泉デリバリー。

などなど、新型コロナウイルスに対するスポーツチームの取り組みが始まっていました。

「#長岡おうち時間 with 新潟アルビレックスBB」ができるまで

このプロジェクトを立ち上げようと思い、長岡市役所・アルビBBの担当者と会議をしたのは4月末でした。(人との接触を8割減らすのが目標の時でしたので、もちろんzoomで)


#長岡おうち時間 プロジェクトは、こんな企画書からスタート

4月の緊急事態宣言を受け、事態は日々変化していきました。その過程で、飲食店を中心とした様々な事業者が困難な状況に陥っていることが、みるみる顕在化する結果に。


そのような中で上記に挙げたプロスポーツチームによる取り組みが出てきたことからヒントを得ました。


スポーツ本来の「楽しむ」に焦点を当てて事業者を応援できないだろうか…?


打合せ後、すぐに選手からコメントをいただいたり、サイン色紙を用意していただいたり、驚くほどのスピードでサポートしてもらいました。素早い判断掲載を許可していただいた長岡市役所には頭が上がりません。5/18には無事、掲載に至りました。

「スポーツの力で地域を応援する。」


みんなが一つの目標に向かう、このアドレナリンの出方はスポーツ競技そのものでした。

長岡の食を楽しみながら事業者支援を

そもそもよくわからないという方のために、ご説明させていただきたいと思います。


「 #長岡おうち時間 with 新潟アルビレックスBB」とは、新型コロナウイルスで影響を受けた事業者をふるさと納税で応援する企画です。


新潟アルビレックスBBの選手が、自身の思い出やオススメの食べ方とともに長岡の名産品を紹介します。


ぜひ長岡の食を楽しみながら思い出の味を思い出しながら、アルビブースターの皆様は選手と同じ食べ方をしながら、楽しんでください!

ふるさと納税していただいた方へは、選手のサイン色紙もお送りいたします!
※選手を選ぶことはできません。

(是非その際には、#長岡おうち時間 とハッシュタグつけていただけたらリツートさせていただきます。)

プロジェクトページでは、今村選手や石井選手、そしてアルードの思い出の味を紹介してもらいました。今後も発信していけたらと考えていますので、どうぞよろしくお願いします!

(今村選手移籍悲しいですが…長岡出身ということでご協力ありがとうございます!)

支援金の内訳概要

支援いただいたふるさと納税は、ざっくりこのような配分で使われます。

事業者への配分(=店舗の売上)は寄付金の約3割です。これは総務省の通達で決まっています。

送料などを引いた残りを、バスケのまち長岡PRのためのアオーレ長岡や長岡駅前の装飾費用に活用されます。

長岡でのコロナ被害事業者支援の動き

長岡市でも飲食店への支援が始まっています。多くの支援が立ち上がることは、長岡市にとってとても良いこと。いつも行くお店の名前もあるのでは?長岡在住の方は、こちらの応援も検討してみてください。

「ふるさとの大好きなお店を救いたい! やっぱり好きんが長岡 未来応援プロジェクト」

たくさんの支援金が集まってますね!!

最後に

少しづつですが、日常が戻りつつあります。

しかし、緊急事態宣言が解除されても、コロナは長期化し、飲食業界が以前の状態に戻るのは、まだ少し時間がかかるかもしれません。皆さま、くれぐれも健康には気をつけてお過ごしください。

そして、twitterやfacebookなどで拡散いただいた皆さま、ありがとうございました!

ふるスポ!を引き続きよろしくお願いします。

2020年5月25日
スポーツ・ローカル・アクト株式会社 代表取締役
赤嶺 健


編集:北村 有 @yuu_uu_


その他の記事